発酵食品というと、まず納豆を思い浮かべるかのしれません。
発酵食品は、ダイエットにも、身体にもいいので毎日意識して摂取するのをおすすめします。
わたしも発酵食品は好きな食べ物で、気づいたらほぼ毎日食べていました。
どのような食べ物がいいのか?どのような組み合わせがいいのかをご案内します。
1 納豆とキムチ
日本人にとって身近な食材である納豆とキムチは、冷蔵庫に常備しているご家庭も多いのではないでしょうか?
納豆の納豆菌とキムチに含まれる乳酸菌は、腸内環境を整える最強のコンビです。
キムチには乳酸菌という成分が含まれており、腸内で「善玉菌」として働いてくれます。そして、納豆に含まれている納豆菌は、胃を通過して腸まで届くのですが、そこで乳酸菌を増やすためのエサとなり活躍してくれます。
また、菌類は加熱することで減少してしまうため、そのまま食べる事により、腸内に生きたまま菌が届くことで、乳酸菌が増え、腸内環境の改善が期待できます。
美肌や健康的な免疫力アップなど、美容や健康面でも嬉しい効果ですよね。
ダイエット効果が期待できる納豆キムチですが、一日のうちのどのタイミングで摂取するともっとも効果的なのでしょうか?
調べたところ、夕飯時に食べるのがおすすめのようです。
わたしたちは寝ているときに成長ホルモンを分泌しているのですが、納豆に含まれている「アルギニン」という成分が成長ホルモンの分泌を促してくれるそうですよ。
2 ヨーグルトと米麹
米麹には、「ペプチド」という成分が含まれています。
このペプチドは、腸内に善玉菌として存在しているビフィズス菌を増やす作用があり、腸内環境を整えることにつながります。
米麹に含まれるコウジ酸には、シミやくすみの原因となるメラニン色素を生成を抑える作用もあるそうで、嬉しいですね。
3 ヨーグルトとキウイ
ヨーグルトに含まれるたんぱく質と、キウイに含まれるビタミンCは、コラーゲンの生成に不可欠です。
コラーゲンはたんぱく質の一種で、私たちの肌や爪、髪の毛などの元となる成分なので、肌のハリやツヤが良くなり、爪も割れにくくなります。
キウイ以外にも、グレープフルーツやオレンジなど、ビタミンCが豊富に含まれる柑橘系のフルーツもおすすめです。
フルーツに含まれる食物繊維は腸内環境を整えてくれます。
4 わかめのお味噌汁
当たり前のように毎晩飲んでいる、わかめのお味噌汁も実は最強の組み合わせです。
ワカメや昆布、あおさ、ひじきなどの海藻類には、アルギン酸やミネラルがたっぷり。アルギン酸は海藻のヌルヌルした部分に含まれていて、体内の余分な塩分の排出を促す作用があります。
味噌の原料である大豆には良質なたんぱく質を多く含み、発酵によってアミノ酸やビタミンもたくさん生成されます。
このように、毎日なにげなく食べている食事の組み合わせが、実はすごい栄養価があり、ダイエットにもつながるなんて嬉しいですよね?