以前にも書きましたが、発酵食品は身体にいいので毎日欠かせません。
その中でも、米麹は母が作った物をもらったりしていましたが、最近は自分でも作っています。
「みやここうじ」をたくさん買って常備しているのですが、本日はみやここうじを使った、こうじの作り方をご紹介します。
米麹とは
米麹とは蒸したお米にカビの一種の麹菌を繁殖させたものです。
繁殖の過程で、さまざな酵素を作り出します。
その酵素がでんぷんを分解しブドウ糖、たんぱく質を分解しアミノ酸を生み出します。
みやここうじ
醤油や味噌、みりんなど、麹は昔から日本人の食卓には欠かせない存在です。
麹を使った発酵食品である甘酒や塩麹は、「飲む点滴」「魔法の調味料」などと呼ばれ、近年大ブームとなりました。
麹が注目される理由は、食べ物の旨みを引き出し料理を美味しくするだけでなく、健康や美容にも優れた効果を発揮するからなのです。
食卓塩の代わりに塩麹、砂糖の代わりに甘酒など、麹パワーを日々の生活に取り入れてはいかがでしょうか。
麹のパワー
1 腸内環境を整えて、免疫力をあげる
麹に含まれる乳酸菌によって、腸内環境が整えられて、便秘の解消につながります。
また、必要な栄養素を吸収し、免疫力アップにつながります。
2 酵素の力で栄養価が上がる
素材が持つ栄養価以外に、麹菌が生み出す酵素の力によって、ビタミンやミネラルが豊富になり、美肌や体力回復に効果的です。
3 旨味と甘みが増す
麹菌には、タンパク質をアミノ酸に分解して旨味を作り、でんぷんをブドウ糖に分解し、甘みを作ります。
米麹の甘酒に含まれる栄養
ブドウ糖(グルコース)
ビタミンB群
食物繊維
酵素
必須アミノ酸
自家製甘酒の作り方は、炊飯器、魔法瓶、ヨーグルトメーカーで作れます。
昔は炊飯器で作っていたのですが、ヨーグルトメーカーで作るのが簡単ですよ
材料
米麹(みやここうじ)200グラム
水 2カップ
- ヨーグルトメーカーの内容に水を入れ、電子レンジで1分ほど加熱して消毒する
- 鍋に水を入れ火にかけ、65度くらいになるまで待つ
- 米麹をヨーグルトメーカーの容器に入れ、63-65度のお湯を足してよく混ぜる
- 60度、6時間に設定したヨーグルトメーカーに入れる
- 保存容器に入れ冷蔵庫で保管する
一週間くらいで食べきるのがいいですが、使い切れないときは、キューブ状にして冷凍保存するのもおすすめです。
みなさん、今日から手作りの米麹ライフをいかがですか?
おいしくてくせになりますよ。