二日前から、外反母趾の足の痛みと共に、右ひざの内側が痛くて、激痛に悩まされています。
足の痛みは普段からありますが、ひざが痛いのは初めてなので、色々調べて原因を考えていました。
取り急ぎ、応急処置で湿布を貼ってロキソニンを飲んで凌いでいますが、一向に良くなりません。
痛みがあっても、仕事上ヒールのパンプスを履かないといけないため、この数日は本当に辛かったです。
しかもひざの内側が腫れて熱をもっており、歩行時、しゃがんだり曲げたりしても痛いので、左足の外反母趾をかばって変な歩き方をして、右足、右ひざに負担がかかってしまったのではないかと考えました。
ひざの内側の痛み、で調べると、変形性膝関節症や、靭帯の痛みが出てきます。
今日はその変形性膝関節症について調べてみました。
1 変形性膝関節症
50歳以上の人が、膝が痛くなって、歩行や階段昇降、正坐やしゃがみこみが、しにくくなった場合、大半が“変形性膝関節症”です。この病気の原因や治療、予防について考えます。
どのようになって痛むのか?
膝関節は靭帯や筋肉でつながれた2つの骨が蝶番(ちょうつがい)のように動く関節ですが、骨の表面は軟骨で覆われています。
軟骨は弾力性がありかつ、表面がつるつるで摩擦が少ないため、クッションの役割を果たすとともに、滑らかな動きができるようにしています。
この軟骨が年齢とともにすり減ったり、壊れたりし、関節が滑らかに動かなくなって、“きしみ”をきたしてガクガクしたり、炎症をおこして、腫れや痛みを起こしたりするのです。
どのような症状がおこるか?
はじめは運動や仕事で膝に負担がかかった際に、膝の内側に痛みを感じ、そこが腫れたり、硬く盛り上がったりして、押すと痛みを感じます。
人によっては、膝の外側やお皿のまわりに痛みがあることもあります。また、関節の中に水がたまることもありますが、この場合は関節全体が腫れあがります。
症状が進むと、軟骨のかみ合わせが悪くなって、膝をまっすぐに伸ばしたり、正坐することが困難になり、階段の昇降や、歩行時にいつも痛みがでるようになります。
さらに軟骨がすり減って、骨と骨が当たるようになると、痛みで、長い距離を歩けなくなったり、少し膝を曲げ伸ばしするだけで痛みがでるようになります。
軟骨は耐久性があるものですが、年齢を重ねるにつれてすり減っていきます。
関節を保護する軟骨がすり減ることにより、徐々に「変形性膝関節症」を発症します。 また、「関節リウマチ」や、以前にスポーツ中のケガなどによってひざの靭帯を傷めたり、骨折をしたことが原因で関節の変形が生じることがあります。
そのため、体重がかかるたびに、軟骨の下の骨同士がこすれ合って、痛みを生じたり、こわばったりするようになります。