モデル事務所に応募する際には、履歴書と写真(全身、バストアップ)を送付するのが一般的です。
そしてその後、書類選考があり、後に面接となります。
無事にモデル事務所に所属することができましたら、どのような手続きをするのでしょうか?
1 事務所の規則や、お給料の支払い制度の説明
一般的には、マネージメント料を差し引かれたものを、100日後(三ヶ月半)くらいに支払われます。
ウォーキングやポージングなどのレッスンを受講する場合は、いくらかかるのか?
会費やギャランティーから差し引かれるのか?
必ず事前に確認しましょう。
事務所によっては、無料の場合もあります。
2 宣材写真を用意しましょう。
宣材写真とは、会社でいう名刺代わりのようなものです。
昔はモデル事務所でパンフレットを作成して、制作会社やクライアントに配布していましたが、ここ数年はネットが普及し、ほとんどの事務所がパンフレットの制作を廃止しています。
代わりに、現在はほとんどのモデル事務所は、事務所のホームページに所属モデルのプロフィールを掲載しています。
そして、制作会社やクライアントは、Webサイトからモデルを検索し、企画のイメージに合ったモデルを探します。
オーディションの流れは、また後ほど説明しますね。
3 宣材写真の撮り方
宣材写真は先ほどお話したように、あなたの名刺です。
基本は、体型のわかりやすい、全身ショットと、胸から上のバストアップは必ず用意しましょう。
髪の長い方は、長さがわかるようなダウンスタイルで、短い方は、アレンジしすぎないスタイルで撮りましょう。
クライアントは、あなたの宣材写真を見て、企業、商品のイメージに合うか?この衣装を着てこの役だったら似合うか?などを想像します。
できるだけナチュラルで、そして清潔感のある写真を撮りましょう。
4 コンポジットを作成しよう
宣材写真が撮れたら、ホームページに掲載してもらう他に、オーディションに持っていく「コンポジ」を作成しましょう。
大きさ、形式は自由ですが、一般的にはA5サイズになります。
5 ブックを作成しよう
更に写真や作品が増えましたら、「ブック」というファイルを作成し、あなたの作品集を作り、オーディションに持参します。
ブックについても後ほど詳しくご説明します。
以上が、モデル事務所に所属したら必ず用意するものです。
宣材写真を用意することにより、モデルになった実感が湧き、モデルとしての意識が芽生えるでしょう。