美肌になるためには、質の良い睡眠が重要と聞いた事があると思いますが、一体どのような睡眠がいいのでしょうか。
肌の修復には、6時間ほどかかるといわれています。
そのため、睡眠時間が6時間以下の人は、肌にトラブルが現れる可能性が高くなってしまいます。
睡眠中には、アンチエイジングに欠かせない2つのホルモンが分泌されます。
肌がもっとも活発に生まれ変わるのは、成長ホルモンの分泌が高まる睡眠直後約3時間といわれています。
成長ホルモンは、新陳代謝を促し、日中に浴びた紫外線や外気等のダメージを修復してくれる働きをします。
また睡眠ホルモンといわれているメラトニンは、この成長ホルモンの分泌を促す役割があり、夜間から睡眠中に最も多く分泌されます。
メラトニンには体の中を錆びつかせない強力な抗酸化力があり、その効果はビタミンCやビタミンE以上といわれています。
1 成長ホルモンの役割
1抗利尿作用で体内の水分蒸散を防ぎ、肌ツヤを改善する。
2肌の水分保持量を増やす。
3皮膚のターンオーバーを促進する。
2睡眠ホルモン(メラトニン)の役割
1質の良い睡眠をもたらし成長ホルモンの分泌を促す。
2活性酸素を除去する。
3肌の老化を遅らせる。
質の良い深い睡眠は、肌荒れの改善、シワやシミの予防、肌のキメを整え美白へと導く効果が期待できます。
1 質のよい睡眠とは
1 温かい、ノンカフェインドリンクを飲む
コーヒーや紅茶、緑茶に含まれるカフェインは、脳を活性化させて目が冴えてしまうので、就寝前に飲むのは避けましょう。
ホットミルクや温かいハーブティーがおすすめです。
2 ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる
身体は体温が下がると眠りやすくなります。
入浴で体温を上げ、その後下がっていく体温変化がスムーズに行われると、寝つきが良くなります。
40℃前後のお湯につかるのがおすすめです。リラックス効果があり、身体の疲れを和らげます。
3 照明を消す 、就寝前はスマートフォンを見ない
夜、強い光を浴びると睡眠を安定させるメラトニンが分泌されなくなります。
光による覚醒作用からどんどん目が冴えてしまうので、就寝前のスマートフォンは控え、寝室を暗くして寝ましょう。
4.アロマオイルを活用してリラックスする
興奮した状態は睡眠を妨げるので、スムーズに寝つくためにはリラックスすることが大切です。
ラベンダーやカモミールなどは精神を安定させる香りと言われており、眠気を促してくれます。
自分が心地よいと感じる香りを見つけてみるのもおすすめです。