体にとって大事な栄養素とは、たくさんありますが一体どのようなものでしょうか?
栄養素は、食べ物の中に含まれているさまざまな物質のうち、人間のからだに必要不可欠な成分です。
いろいろな栄養素がありますが、今回はきれいになる、ビタミンとミネラル、そしてコラーゲンについてお話致します。
1 ビタミンとは?
ビタミンには、いろんな種類があります。
ビタミンAは、粘膜を丈夫にし、免疫力を高める働きがあります。
ビタミンCは、酸化防止作用があり、ダメージから細胞を守るのを助けます。
ビタミンCがお肌に良いとされているのは、この細胞活性化が促されるためです。
ビタミンBとビタミンEには、抗酸化作用や老化防止などの効果があり、これが不足してしまうと、免疫力や代謝活動に影響が出てしまいます。
さらにビタミンB2、B6、には疲れや精神安定、美肌効果も期待できます。
ビタミンB2が含まれる代表食材は豚レバー・鶏レバー・牛レバー・うなぎ・牛乳など
ビタミンB6が含まれる代表食材はかつお・まぐろ・牛レバー・さんま・バナナなど
ビタミンB12が含まれる代表食材は、牛レバー・鶏レバー・カキ・さんま・あさりんどがあります。
2 ミネラルとは?
ミネラル、というとミネラルウォーターなどという言葉はよく聞きますが、一体どにょうな栄養なのかと思いますよね。
ミネラルの代表としてはカルシウムやマグネシウム、カリウム、鉄などがあります。
免疫力アップや、疲労回復、基礎代謝アップ、脂肪燃焼、シミやそばかすを防ぐ、アンチエイジング、精神の安定など、ミネラルには、こんなにたくさんの効果があります。
カルシウムを多く含む食材は、牛乳、ヨーグルト、チーズ、青野菜など
マグネシウムを多く含む食材は、全粒シリアル製品、乳製品、ベリー類、オレンジ、バナナなど
カリウムを多く含む食材は、豆類、ジャガイモ、豚肉、野菜、果物、魚などになります。
3 コラーゲンとは?
コラーゲン成分は、血管を強くして血をサラサラにしてくれたり、お肌のハリをキープしてくれる栄養素です。
コラーゲンが不足してしまうと、傷が治りにくくなったり、肌や髪のツヤが悪くなったりするので、女性にとってはとても大事な栄養素ですよね。
コラーゲンを豊富に含む食品には、動物性食品と海洋性食品があります。
お肉やお魚は、手羽先や軟骨など骨に近い部分の肉だとより多くのコラーゲンがあります。また、魚でも骨の部分に多く含まれているので、骨を食べられる魚や、皮ごと食べるのも良いでしょう。
その他、ゼリー、プリン、杏仁豆腐、ゼラチンなど、ぷるぷるしたスイーツに含まれていますが、カロリーが高いので、食べ過ぎには気をつけましょう。
最近血色が良くなくて、クマができてしまった人は、鉄分やコラーゲンが不足しているのかもしれません。
自分の肌の調子をよく見ながら、身体に合った栄養を取り入れるようにしてみてくださいね。