昨日は外反母趾についてお話しましたが、足、足指の痛みは本当に辛いものです。
特に外反母趾が痛むと、頭痛も引き起こしたり、痛みをかばって歩くため、不自然な歩き方になり、かばっている逆の足が痛みだしたり、腰痛を引き起こします。
それでは、外反母趾を予防するにはどのようにしたらいいのでしょうか?
外反母趾の改善方法も調べてみました。
1 外反母趾になる原因は
外反母趾になる大きな理由は靴ですが、歩き方によって外反母趾になることもあります。
窮屈な靴を履いていたりすることが要因となり足本来が持っている力が出せず、足の力が弱ると扁平足になります。
扁平足になると土踏まずに負担がかかりやすくなり、その結果足の親指側の負担が増え外反母趾になりやすくなります。
外反母趾防止のためには足の筋肉をつけるように意識して歩くことが大切です。
歩幅を大きくしたり、地面から上げて歩くようにすることによって足の筋肉を鍛えることができます。
家の中ではできるだけ裸足ですごすことによって、足の裏の筋肉を自然に鍛えることができます。
外反母趾になりかけている人の場合、足の裏の筋肉が衰えている可能性が高いのでトレーニングが必要です。
しかし歩き方の工夫は、少し意識を変えるだけで簡単にできるので、気負わずに取り組めます。
2 外反母趾の予防、改善
外反母趾にならないということが大切です。外反母趾の傾向がある方は、少しでも簡単な対処法を実践することで、進行を遅らせたり痛みの緩和にも繋がります。
すでに、外反母趾と診断されている方は、歩くときの痛みが少しでも減るように、ストレッチや運動を取り入れてみましょう。
トレーニング
椅子に座って、床にはタオルを縦に伸ばして置きます。両足の指を使用して、タオルを手繰り寄せるような動作をしていきます。
かかとは、タオルの外側に置くと動作がやりやすいです。
コツは、5本の指を全て使って行うこと。そして、指のみで動かすよりも、関節から動かすように意識するだけで、可動範囲が広がります。
しっかりと指を動かすことで、ストレッチ同様関節や筋肉に刺激が与えられます。さらに、血流の流れを良くしてくれるので、冷え性の緩和や疲労回復にも効果的です。
ストレッチ
椅子に座ったり、床に座った状態で安定して、両手が片足に触れられる環境を作りましょう。
親指の付け根と小指の付け根を片手で握り、親指のみを逆の手で握ります。そのまま、ゆっくりと親指を外側に向けて伸ばしていきましょう。30回ほど繰り返していきます。
ストレッチで、固まってしまった関節や筋肉を柔らかくしておくといいですよ!